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2次元正方格子上のJ1-J2ハイゼンベルグ模型の絶対零度相図。次近接スピン間の相互作用J2が小さければ、最近接スピン間の相互作用J1の影響が支配的になり、ネール型の反強磁性秩序が実現し、J2が大きければJ2の影響が支配的になり、ストライプ型の反強磁性秩序が実現する。それらが競合する領域(J2/J1 = 0.5付近)において、量子スピン液体相とスピンのシングレットが正方格子の対称性を破って整列する「共鳴原子価固体」(Valence bond solid)と呼ばれる相が実現する。注目すべきは、量子スピン液体状態が幅のあるJ2の領域で実現することだという (出所:理研Webサイト)

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