(左上)面内磁場(H||-a,H||b)におけるα-RuCl3の熱ホール伝導度の磁場依存性。H||-aにおいて磁場を変化させると、ある磁場範囲で熱ホール伝導度が量子化熱伝導度の1/2で一定となる。これが、半整数熱量子ホール効果だ。一方、H||bでは熱ホール伝導度はほぼゼロとなった。(左下)H||-a,H||bにおける熱ホール効果のイメージ図。(右)傾斜磁場(±60°)における熱ホール伝導度の磁場依存性。+60°と-60°で半整数熱量子ホール効果の符号が反転する (出所:共同プレスリリースPDF)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。