(左)マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)は、埼玉大学工学部建設工学科棟の屋上に設置されている。内閣府/総合科学技術・イノベーション会議が2014年に創設した施策である戦略的イノベーション創造プログラム「レジリエントな防災・減災機能の強化」において、NICT、阪大、東芝などにより開発された(当時の世界初)。現在は東芝がシステムの販売を担当している。(右)MP-PAWRのドームの中にある大型のレーダ受信部(縦2.5m×横2m)。MP-PAWRは、雨量の観測精度に優れるマルチパラメータ気象レーダと、30秒で雨雲の3次元構造を把握できるフェーズドアレイ・気象レーダの両者の機能を併せ持った気象レーダだ (出所:埼玉大学Webサイト)
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