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毛包幹細胞に対して、遺伝学的細胞系譜解析(特定の細胞に蛍光タンパク質などの永続的な標識を行い、その細胞とその細胞から生み出される子孫細胞をすべて追跡する手法)が実施された。マウスの毛包幹細胞の核を標識すると、バルジ領域内(両矢印)に局在する毛包幹細胞が可視化される。通常、毛包が成長期に入ると幹細胞が自己複製しながら下方に向かって子孫細胞を供給し、毛の再生を担う領域を形成する(画像左)。一方、高脂肪食を6か月与えられたマウスでは、幹細胞が表皮または脂腺へと分化してしまい、枯渇するため毛包は萎縮する。矢印は幹細胞の子孫細胞(緑色)の移動方向が示されている (出所:共同プレスリリースPDF)

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