アルコールに強い遺伝子型の人で糖尿病発症リスクが高くなるメカニズム(仮説)。今回の研究結果により、ALDH2がアルコールに強い遺伝子型であると、飲酒量が多くなることなどにより、肝臓でのインスリン感受性やグルコースクリアランスを低下させ、血糖値上昇を引き起こす可能性があることが明らかとなった。これがアルコールに強い遺伝子多型 (ALDH2 rs671G/G)の人で、糖尿病発症リスクが高くなる原因の1つであると考えられるとしている (出所:順天堂大Webサイト)
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