アルコールに強い遺伝子型を持つ日本人男性の代謝的特徴。(上)参加者をアルコールに強い遺伝子多型(ALDH2 rs671G/G)を持つハイリスクグループ(53名)と、そのほかの遺伝子型(ALDH2 rs671G/AまたはA/A)のローリスクグループ(41名)に分けて代謝的特徴が比較された。(下)比較の結果、ハイリスクグループではローリスクグループと比較して、飲酒量が多く、空腹時血糖値が高く、そのメカニズムとして、肝インスリン感受性(左)と、グルコースクリアランス(右)の低下が関連することが考えられるという。実際、アルコール摂取量と肝インスリン感受性・グルコースクリアランスの間には有意な負の相関が認められた (出所:順天堂大Webサイト)
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