試験観測で取得された夜空のスペクトル。上段の2つは分光器内の青(左)と赤(右)のカメラで得られた元画像だ。下段の2つは、データ解析パイプラインを用いて抽出されたスペクトルで、左のグラフは青と赤の2つの画像から抽出されたスペクトルが結合されたものだ。赤線1本1本が大気にあるヒドロキシ基(OH)などからの輝線だ(グラフの縦軸は相対的な明るさ)。右のグラフは、波長870~915nmの波長域(左図の青枠で囲まれた部分)を拡大したスペクトルで、緑色の線はOHの理論上の波長が示されている (c) PFS Project (出所:国立天文台すばる望遠鏡Webサイト)
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