ルテニウム/Mn3Sn/タングステン素子とMn3Sn/タングステン素子における書き込み・読み出し実験と、読み出し信号のホール電圧の電流依存性、および読み出し信号の増強。(a)ルテニウム/Mn3Sn/タングステン素子における、室温でのホール電圧の書き込み電流依存性。(b)Mn3Sn/タングステン素子における、室温でのホール電圧の書き込み電流依存性。ルテニウム/Mn3Sn/タングステン素子の3倍ほど大きな信号が電気的に制御可能であることが確認された。ホール電圧の測定には、書き込み電流とは別に0.2mAの読み出し電流が加えられている。(c)Mn3Sn/タングステン素子における読み出し信号(ホール電圧)の読み出し電流依存性。3mA程度の読み出し電流を流すことで、1mVの電圧が素子の温度上昇の影響なく取り出せることが確認された (出所:共同プレスリリースPDF)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。