炭素導電助剤へのアニオン挿入による劣化機構。(a)正極の模式図。集電体(灰色)の上に正極活物質(青色)とバインダー(黄色)、炭素導電助剤(黒色)が絡み合っている。(b)炭素導電助剤への電解液中のアニオン挿入(または溶媒の共挿入)のイメージ図。炭素導電助剤の黒鉛層間距離に対し、アニオンや溶媒分子のサイズが大きいため、これらの挿入が炭素導電助剤の構造を破壊する。これにより、電解液の酸化分解反応を加速する新たな活性サイトが出現すると同時に、正極全体の導電性が低下してしまうことが判明した (出所:東大プレスリリースPDF)
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