宇宙論チャレンジプログラムの概要。日本チームは立方体状の領域から銀河を同定し(左パネル「模擬宇宙カタログ」で色付きの丸印で表したものが銀河に対応)、銀河の分布を特徴付ける統計量「パワースペクトル」を測定。それが米2チームに引き渡された。両チームはこのデータを有効場の理論に基づいて分析し、導かれた宇宙論パラメータを日本チームに提出。模擬宇宙の中で仮定されていた数値と比較し、その一致の良さが確かめられた。これにより、それぞれの解析チームが用いた解析手法の妥当性が検証されたのである。(c) 西道啓博氏、高田昌広氏(出所:国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト Webサイト)
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