中央が今回の研究で日本チームが用意した模擬宇宙。一辺は約400億光年。模擬宇宙のムラは、ダークマターを主成分とする物質密度の濃淡を表し、赤い部分が高密度、青白い部分が低密度涼気に対応している。右上の拡大図からは、ネットワーク上に広がる複雑な構造を見て取れる。そして左の大きな青い立方体は、地球から観測可能な領域に等しい領域を立方体にしたもの。一辺は約750億光年。右の小さな青い立方体は、スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)で観測された領域に等しい体積の立方体。一辺は約90億光年。模擬宇宙は観測可能な全領域の立方体までは届いていないが、SDSSの立方体よりは遥かに大きいサイズで扱えるようになった。(c) 西道啓博氏(出所:国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト Webサイト)
カイロス2号機現地取材 - 南紀の空へ、カイロスはついに羽ばたいた(写真特集)
アストロスケールのデブリ除去衛星「ADRAS-J」、デブリから約15mの距離まで接近に成功
カイロス2号機現地取材 - 宇宙に到達も軌道には届かず、正念場の2機連続失敗
東大など、超大質量ブラックホール「M87*」が活動期を迎えたことを観測
Synspectiveが東証グロース市場に上場 - 6機目の衛星打ち上げが目前
無限に広がる大宇宙や話題のドローンといった航空関連に関わる情報やトレンド、ホットなニュースを毎日更新。ロケットや人工衛星、宇宙飛行士、天文観測、ドローン、エアレースなど、身近な話題から素粒子やダークマター、重力波といった、最新科学の話題まで、詳細な説明付きで紹介します。