報酬期待行動(予測リッキング)に対する背側前頭皮質内側部の関与。(A)青色光が照射された部位の大半の神経活動を抑制できる遺伝子改変マウスが用いられ、古典的条件付け中に背側前頭皮質内側部の活動に対して抑制が行われた。(B)神経活動が抑制されたときの予測リッキングの変化。赤線・青線が音Aまたは音Bで光照射が行われたときのリッキング、黒線は光照射が行われなかったときのリッキングに対応している。光照射が行われていないとき(音A/Bの黒線同士)は報酬確率が高い音Aで予測リッキング頻度が高いが、背側前頭皮質内側部の神経活動を抑制されると予測リッキングの頻度は音によらず同程度になることが確認された(音A赤線vs.音B青線) (出所:東大プレスリリースPDF)
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