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アルファ粒子のできやすさ(上)とスズ同位体における陽子密度と中性子密度の分布。(上)原子核表面の中性子と陽子の比率が同程度であるとアルファ粒子は生成されやすいが、中性子過剰な原子核では表面の中性子比率が大きいためアルファ粒子は生成されにくい。(下)陽子数50のスズの同位体112Sn(中性子数62)と124Sn(中性子数74)を比較したもの。青線で示されているのが中性子密度で、赤線は陽子密度。右上には、核表面6~8fmの領域がズームされている。標準原子核密度の約1/10以下の低密度領域に注目すると、124Snの方が中性子過剰であるために、表面に中性子スキンが形成される。アルファ粒子の生成には陽子と中性子が同数必要であるため、陽子密度と中性子密度が比較的近い112Snの方がアルファ粒子の生成数が多いと国際共同研究チームは予想した (出所:理研Webサイト)

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