今回開発された新たな純培養法により、純化した老化細胞を用いて、生存に必須な遺伝子のスクリーニングが行われた(上)。その結果、同定されたのがGLS1酵素だ(下左)。GLS1は老化細胞で高発現し、その生存に必須の遺伝子であることがわかった。そしてGLS1は、ヒトの皮膚において加齢と共にその量が増加することも判明(下右図) (出所:東大医科研Webサイト)
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