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妊娠期にヒ素曝露されることで、子世代の精子がDNAメチル化する影響を受ける。a)ヒ素群の子の精子DNAでは、対照群と比較してすべての染色体においてメチル化変化した部位が検出され、特に低メチル化した部位(黄色)が多いことが確認された。b)測定された全DNAメチル化部位とヒ素群で、低メチル化した部位のゲノム上の各領域における分布。ヒ素群の低メチル化部位は、特にレトロトランスポゾンのLTRとLINEというグループで期待値よりも頻度が高く、このグループで低メチル化が起こりやすいことが示された。*はFisherの正確検定で有意 (p<0.001)に変化したもの。c)レトロトランスポゾンLINEの中で転移活性を持つサブグループであるL1MdA(50種類)およびL1MdT(55種類)の低メチル化部位は、転写調節領域であるプロモーターに集中して存在していることが確認された (出所:NIES Webサイト)

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