水素の降圧効果と自律神経機能障害の改善との関連。「5/6腎摘慢性腎不全モデルラット」水素群(赤)および対象群(黒)の夜間1:30~2:30(自発的に活動している暗期)の各個体の経時的データを混合効果モデルにより解析されたもの(*P<0.05)。(a)平均血圧。吸入期間中、水素群では、対象群と比較し有意に血圧が下がっていることが確認された。(b)平均心拍数。吸入期間中、水素群では、対象群と比較し有意に心拍数が減少していることが確認された。(c)交換神経活動の評価指標。水素群では、交感神経活動の有意な低下が観測された。(d)副交換神経活動の評価指標。水素群では、副交感神経活動の有意な亢進が見られた。術前は腎摘出前の記録。水素群(N=3)、対照群(N=3) (出所:慶大プレスリリースPDF)
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