Layer-by-layer法による量子共鳴の次元制御を表す概念図。(左)低濃度の量子ドット溶液を基板上に浸漬させると、量子ドットがランダムに分散した試料(量子ドット孤立系)ができあがる。これを積層させていくと、積層方向にのみ量子共鳴が生じた試料(棒状の一次元系の量子共鳴)ができあがる。(右)高濃度の量子ドット溶液を基板上に浸漬させると、量子ドットが面内に密に配列した試料(二次元系の量子共鳴)ができあがる。これを積層させると、積層方向と面内方向に量子共鳴が生じた試料(三次元系の量子共鳴)ができあがる (出所:理研Webサイト)
企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。