対捕食者戦略による胎生化の可否の仮説。俊敏な動きによって捕食者から逃避することが生存上重要な種では、妊娠期間が長くなり大きな卵を産むようになると、妊娠個体の生存率が極端に下がり、種の存続に十分な数の子孫を残せなくなると考えられてる。一方、緩慢な動きを前提とした対捕食者戦略を採る種では、妊娠期間の長期化や卵の大型化による妊娠個体の生存率への影響が前者の場合よりも小さい可能性があり、このことが胎生化の余地を作ったと考えられるという (出所:京都大学プレスリリースPDF)
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