実験のセットアップその1。磁場なしおよび磁場中におけるスピンのエネルギー(左)とその時間変化(右)。スピン状態(黒の上向き・下向き矢印)は、ちょうどそのエネルギー差に相当する周波数fq(約9GHz)のマイクロ波により変化する。スピンのエネルギー差が大→小→大→……と変化するのに合わせ、これと共鳴するマイクロ波の周波数も大→小→大→……と変化させていく。これらのふたつの変化をほぼ同期させた上で、どちらか一方をわずかに離調させることで現れる量子ビット状態の変化が測定され、理論との比較が行われた (出所:理研Webサイト)
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