(a)メドゥーサウイルスに感染した宿主のアカントアメーバ(左下)の細胞と、感染してない細胞。メドゥーサウイルスは、アカントアメーバの細胞核全体を使って自分のDNAを複製するため、DNA染色試薬DAPIでDNAを染色し、蛍光顕微鏡で観察すると、メドゥーサウイルス感染細胞の細胞核は膨張したようにみえ、核小体がほぼ見えなくなることが判明した。(b)メドゥーサウイルスは、RNAポリメラーゼやトポイソメラーゼなど、ほかの巨大ウイルスには存在するいくつかの重要な遺伝子が存在せず、進化の過程で失ったと考えられるという (出所:東京理科大学Webサイト)
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