A64FXは4個のCMGをオンチップネットワークで接続した構造になっている。CMGは12個の計算コアと1個のアシスタントコアと、8MBのL2キャッシュからなる。HBM2メモリはそれぞれCMGにつながり、各CMGが直接アクセスできるのは自分に接続されたHBM2だけである。しかし、4個のCMGのキャッシュメモリはコヒーレンシが保たれており、他のHBM2のデータをNetwork on Chip経由でアクセスできるようになっていると考えられる
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。