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図2 今回の研究の成果の概念図。AKAP12は周皮細胞(ペリサイト)には発現しているが、近接するオリゴデンドロサイト前駆細胞には発現していない。周皮細胞はAKAP12の働きを介してオリゴデンドロサイト前駆細胞の分化を促す因子を遊離する。周皮細胞のAKAP12がない場合は、オリゴデンドロサイト前駆細胞からオリゴデンドロサイトへの分化が正常に行われず、脳白質の障害や認知機能の低下などを引き起こす。そのため、周皮細胞のAKAP12は脳白質障害による認知機能低下への治療ターゲットとなる期待が持てる (資料提供:ハーバード大学/荒井健Assistant Professor)

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