近年製造業界を取り巻く環境は、下降傾向にあったものの、円安などの影響により、現在は盛り返しを見せているという。多くの企業は、この機を活かして今まで以上に利益を上げたいと考えているだろう。そのためにはまず、「より高い目標を早く実現できるプロセスへの革新が求められる」と、日本能率協会コンサルティング プロセス・デザイン革新センター長の角田賢司氏は語る。
多くの企業が陥る課題
ほとんどの企業では、より高い利益を上げるために何らかの「目標」を掲げている。所属するメンバー一人ひとりが一つの目標を共有し、それに向かって邁進することで、企業活動は活性化し、より高い利益を生み出すことができる。ただし、これは正しい「目標設定」を行った場合に限られる。
角田氏は、高い利益を上げていくために「正しい目標設定が行われておらず、狙った利益が実現できていないのではないか」と語る。その上で、「多くの企業が陥る目標設定段階の課題」として以下の3つを挙げた。
1. ラフな目標設定
売り上げ目標に到達しても利益目標は達成できず、結果として理不尽な追加目標が発生してしまう
2. 活用しにくい実績情報
過去の費用実績だけを参考にしたコストテーブルのため、変動を反映できず荒い見積しかできない
3. 単なる高い目標
達成する見込みもない単なる高い目標では、気合と根性で乗り切るという苦行と化してしまう
上記のような曖昧な目標設定では、所属するメンバーのモチベーションは下がり、上の立場の人間への納得感や信頼感も失われていく。
現場のことを考えない企業体制
まずは、下記の図をご覧いただきたい。本来、利益を上げるためには、このような手順で行うことが望ましい。
だが現実として、「これを実行できている企業はほとんどないのではないか」と角田氏は推測する...。ではなぜ、理想的な手順を実行できていないのか。またどうすれば、理想的な手順を実現することができるのか。その詳しい内容は本稿にてご確認いただきたい。
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