去る2015年7月29日、東京新宿において、マイナビニュース主催のセミナー『経営層から現場まで「全社データ活用」の成功の秘訣~見える化からアナリティクスまで~』が開催された。今回はその中から「従来型BIの課題を解決できる、新世代のデータディスカバリー BI」と題した、SAS Institute Japan ソリューションコンサルティング第一本部 ビジュアルアナリティクス推進担当部長の畝見(うねみ)真氏のセッションをレポートしよう。

SAS Institute Japan 株式会社 ソリューションコンサルティング第一本部 ビジュアルアナリティクス推進 担当部長 畝見真氏

データ活用による見える化だけでは生き残れない

SASはビジネス・アナリティクス市場のリーディングカンパニーとして知られる企業だ。1976年から連続で増収増益を達成しており、2014年の売上高は30.9億ドルに達する。さらに、その売上の平均24%を占めるという業界トップの圧倒的なR&D投資率が、市場をけん引し続ける原動力となっている。

畝見氏は講演の冒頭で、"見える化" と "予見力" の差について説明した。「まず見える化とは、あくまでも過去の実績や事象を可視化する手段にすぎません。もちろん、企業の情報活用において重要な要件のひとつに変わりはないのですが、ビジネス環境が激しく変化する現在およびこれからの時代においては、過去を見える化するだけではもう生き残っていけません。」と語る......。

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" 見える化"と"予見力"の差とは? 詳しくはPDF「現代ビジネスに求められる"予見力"とは?」をご参照ください。⇒PDFダウンロードはこちらをクリック

使われないBIツールからの脱却

また、畝見氏は「従来型BIツールを実際に運用している企業からは"ビジネスユーザー自身が使いこなせるようなものではない" といった声が聞こえてきます」と語る。

BIツールはこれまで定型帳票閲覧ツールという、限定的な用途でしか活用されてこなかった傾向が強い。BIツールからデータをローカル上へダウンロードし、Excelによる二次加工でレポートを作成するという、データ抽出ツール程度にしか使われていないケースもある。

「従来型BIツールにも、本来は非定形な集計や分析の機能が備わっていました。しかし、使い勝手の悪さに加えて、アクセス対象のデータ増加によりパフォーマンスが劣化していくといった課題があり、非定形な集計や分析に使われるケースが少なかったのです」と語る畝見氏。

こうした課題を払拭し、現代企業のニーズに応えられる新世代のBI製品が......。

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(マイナビニュース広告企画:提供 SAS Institute Japan株式会社)

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