多くの企業にとって、従業員の勤怠管理は大きな負担となる業務だ。特に、社員だけでなく、パート、アルバイト、期間契約、派遣と多様な雇用形態を持つ業種にとっては深刻な課題となりがちだ。そんな勤怠管理をITシステム化し、効率を上げることに成功している企業の1つが、ホテルオークラエンタープライズだ。果たしてどのようなシステムを組み込むことで、勤怠管理の効率化に成功したのであろうか。
複雑な雇用形態による勤怠管理の効率化を目指し「KING OF TIME」を導入
ホテルオークラエンタープライズは飲食、小売、サービス業をメインとする企業だ。「ホテルオークラ」のレストラン運営や食品販売、セントラルキッチンの運営などがメインとなるため、業態や雇用形態が複雑で、各拠点の適正な人員配置や残業時間のコントロールなどが難しかったのだという。
そこで、クラウドサービスであるヒューマンテクノロジーズの「KING OF TIME」を導入。各拠点に指紋認証による勤怠システムを配置することで、勤怠管理の高効率化や本社が全店舗の人員を管理できるようになり人件費の掌握や当期予算進捗、予算立てなども可能になるなど、同業務において大きな進歩を実現してきた。
期間従業員を含む従業員全員の勤怠管理を「KING OF TIME」に統一
同社が「KING OF TIME」を導入してから7年。同サービスは年に3回程度のペースで機能拡張を続けてきたが、導入当初は基本的な機能しか無く、各拠点でも勤怠管理は給与、人事や労務といった部署と直結するため人件費管理に役立てられないか、といった細かなニーズが生じ、機能拡張の都度、そうしたニーズに応えるための機能が追加されてきた。
例えば、同社管理部 部長の根岸氏は「勤怠管理ですから、各従業員が打刻してくれないことには成立しないのです。ですからある意味、この7年で最も進歩したのはレコーダーかも知れません」と語る。
導入当初に用いた打刻システムは指紋認証によるものだったが、レストランなどの洗い場担当者などは、指先がふやけてしまい、退勤の打刻ができないといった課題が生じていた。そのため、最近では、指紋と指静脈を読み取る方式のレコーダーに入れ替えられたという。
また、「KING OF TIME」には約1,600名の従業員が登録されているが、2015年1月からは、期間限定の従業員も含めて、一括管理が進められるようになった。これにより...
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