緊急事態宣言の発令と解除が繰り返される過程で、多くの企業は、勤務形態を要請に即した姿へ変えてきた。もはや “働き方には流動性を持たせるべき” という考えは広く世に浸透したといえよう。固定された環境で働くという勤務形態の脱却を図る動きが加速しているが、業務のフロントを担うPCの運用管理もまた、そのあり方を変えていくことが求められてきている。
これまでのPC運用管理は、標準仕様となるマスタPCを用意しクローニングによって同仕様を従業員のPCへ展開する、グループポリシー(GPO)を使用して社内ネットワークに参加しているデバイスを管理する、こういった手法が採られてきた。ただ、ニューノーマルの到来を受けて、従業員が社内ネットワーク外でも働くことはもはや当たり前となった。また、働く環境は従業員ごとに異なるため、画一的な仕様でなく個々の環境に合わせてPCの仕様を変える必要が生じてきている。こうした変化に対応するために、PCの運用管理はどのように変えればよいのか。レノボ・ジャパンがまとめたホワイトペーパーより、今述べた疑問をクリアにしていきたい。
レノボ・ジャパン提供ホワイトペーパー
クラウドを活用した、これからのPC展開と管理のあり方
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ニューノーマルのPC運用管理に求められる要件
ニューノーマルのPC運用管理に求められる要件としては、大きく次の2つが挙げられる。PCの場所を問わずに管理が可能なこと、個々の環境に沿った仕様を従業員のPCに展開できることだ。
これを叶えるための1つの手法として、レノボ・ジャパンはホワイトペーパーの中で、Modern ITと呼ばれる運用管理を提唱している。Modern ITは、Microsoft 365で利用可能な「Azure Active Directory(アクセス管理サービス)」と「Intune(MDM,MAM)」を利用することで、クラウドベースでデプロイメントと管理を行うというもの。
上の図は従来型のPC運用管理(左)とModern IT(右)を比べたものだ。Modern ITでは、Intuneによって社内外問わずあらゆる場所にあるPCを適切に管理し、そこからの業務アプリケーションへのアクセスも、Azure Active Directoryで一元的に管理することが可能。Intuneはゼロタッチ展開を実現する機能「Windows Autopilot」を備えるため、マスタPCなしに、個々の環境に適した仕様を従業員PCへ展開することができる。
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ホワイトペーパーでは上に挙げたModern ITを実践するためのステップについて、展開、管理のそれぞれで体系立てて解説している。ニューノーマルに即したPC運用管理のあり方を検討している方は、ぜひご覧をいただきたい。
なお、レノボ・ジャパンは同社PCを購入する企業を対象に、Windows AutopilotでのPC展開をサポートする登録サービスを有償で提供している。同サービスは工場出荷時に直接デバイス登録を自動送信してくれるほか、既に出荷済みのデバイスに対しても後追いで登録することが可能となっている。デバイス登録にかかるIT担当者の工数負荷を大幅に削減できるため、Modern ITの実践にあたってはこちらも検討いただきたい。
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