IDC調査レポート

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IDCは2021年6月、COVID-19によるパンデミックを克服した先にある「ネクストノーマル時代」で目指すべきエンドユーザーコンピューティングの姿を論じた調査レポートを公開。同社はこの中で、サステナビリティやレジリエンシーの強化にあたってはクライアント仮想化テクノロジーの進化系となる「ハイブリッドソリューション」の導入が加速すると提唱している。

ここでいう「ハイブリッドソリューション」は一体何を指すのか。なぜそれがネクストノーマル時代に求められるのか。調査レポートから一部を抜粋し、この点を紐解いていこう。

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デル・テクノロジーズが構想するネクストノーマル時代のDell Hybrid Client

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なぜ「ハイブリッドソリューション」が求められるのか

前述した「ハイブリッドソリューション」について、IDCは文書中で以下と定義している。

ハイブリッドソリューション
異なるインフラ/プラットフォーム(オンプレミスとクラウド)、異なるデバイス(PC、シンクライアント、スマートデバイスなど)、異なる場所(オフィス、自宅、サテライトなど)などを、より柔軟に選択したり組み合わせたりすることができるクライアント仮想化ソリューション。

なぜ同環境を整備することがネクストノーマル時代でサステナビリティやレジリエンシーを強化につながるのか。これは今日のリモートワークの実情をみていくとよくわかる。

IDCが2021年1月に実施した調査「2021年 国内クライアント仮想化市場 ユーザー動向分析調査」では、現在の在宅勤務への取り組み有無を問わず国内企業の73.8%が、今後在宅勤務を実施したい意向を持つことが示された。COVID-19のような予測困難な事態がまたいつ何時起こるかはわからない。そこに向けていつどこからでも事業が継続可能な環境を整えたいという意向が、この73.8%という数値には表れている。

それにも関わらず、同調査では、COVID-19の感染拡大が始まって以来まだ在宅勤務に一度も取り組んでいない企業が46.3%に上った。なぜ「在宅勤務を実施したい」という企業の意向は実際の実施率に結び付いていないのか。それは、IT環境、人事制度、物理インフラが整っていないことにある

在宅勤務の生産性向上に有効な施策

上の図は同調査で在宅勤務の生産性向上に有効な施策について尋ねたものだ。人事制度や物理インフラよりもIT環境の整備が生産性を大きく左右することが伺えるが、IDCでは、ネットワーク、ソフトウェア/ツール、デバイスなどクライアント仮想化の導入を含めたIT環境の整備によって、在宅勤務を実現できるケースは多いとみている。

IDCは、エンドユーザーコンピューティングの目指す姿は利便性とセキュリティ対策の両立であると言及。今後、クライアント仮想化テクノロジーが動的、最適化、自動化といった高度な機能を実装し、デスクトップ業務の生産性向上をも支援する「ハイブリッドソリューション」へと進化するだろうと結論づけている。


デル・テクノロジーズ「Dell Hybrid Client」への評価

6月公開の調査レポートはIDCがデル・テクノロジーズの依頼を受けて作成したものとなり、デル・テクノロジーズが提供するハイブリッドワークスペース「Dell Hybrid Client」が持つ優位性についても検証がされた。

「Dell Hybrid Client」の概要

「Dell Hybrid Client」の概要。

細かな詳細についてはダウンロード資料をご覧いただきたいが、IDCは文書の中で、デル・テクノロジーズがハイブリッドソリューションの提供を他社に先駆けて取り組むことを評価。このことが、同社のソリューションに優位性をもたらすとしている。

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下のリンクでは、ここまで述べてきたIDCの調査レポートの全文がダウンロードいただける。COVID-19のパンデミックを受けて多くの企業が業務環境の改善に取り組んだことだろう。しかし、そこには依然として何かしらの課題が存在しているはずだ。これから先、どのような業務環境を目指して基盤整備に取り組んでいけばよいか。その1つの指針として、ダウンロード資料を参照してほしい。

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