運用負荷は増えるばかりなのに人員は削減されている――人材不足を背景に、こうした叫びが多くの企業から挙がってきている。
PCの運用管理だけに目を向けても、その問題は深刻だ。右の図はPC運用管理に関わる業務量とそこに対応する人員について問うたもの(※)だが、これを見ると、人員縮小と業務量増が同時に起きていることが一目でわかる。
(※)横河レンタ・リース「PC調達に関するアンケート」より抜粋
現場としては一刻も早い人員増強を望むところだろう。しかし、残念ながらそうはいかない。PCの運用管理はそれ自体が利益を生み出す業務ではなく、厳しい経営環境下では人員を増強するのが難しいのだ。いかにして業務を省力化するか、少ない人員で滞りなく運用管理できる体制を整えるかに焦点を当てるべきだろう。
本稿では横河レンタ・リースが定量的に実施している調査「PC調達に関するアンケート」をもとに、PCの運用管理で省力化の対象とすべき業務領域について考察。適切な体制整備に向けたヒントを示したい。
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PC運用・管理の課題とその解決策の一例
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省力化の対象とすべき業務領域とは?
PCの運用・管理業務は、大きく2つに分類できる。障害・セキュリティ対応や問い合わせ対応といった日々 “定常的に発生する業務” と、Windows 10 アップデート対応や棚卸などの “定期的に発生する業務” だ。いずれもIT担当者にとっては負荷の大きい業務であることに違いないが、現場が特に課題視しているのは前者である。
下の図は調査の中でPC運用・管理業務における負荷の大きい業務について尋ねた結果となり、上位3つを “定常的に発生する業務” が占めている。社内ユーザーと直接対峙する障害対応やヘルプデスク業務、また、ログの収集・分析といったセキュリティ業務をいかに省力化するかが、体制整備にあたっては重要となるだろう。
PCを “所有するもの” から “利用するもの” へ
ただ、省力化とはいってもするべき日々の業務そのものが減るわけはない。冒頭の調査結果をみると、業務量はむしろ増加の傾向だ。わずかな工夫では問題を根本的に解決するまでに至らないだろう。
ここで推奨したいのが、PCを “所有するもの” から “利用するもの” へと変えるという選択肢である。購入やリースしたPCを自社で運用するのではなく、日々の運用がサービス化されたレンタル形式でPCを利用する、……そうすれば、これまであった業務そのものを外へアウトソースすることができる。
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横河レンタ・リースの調査をもとにPC運用管理で省力化すべき業務領域を述べてきた。ダウンロード資料では、より詳細に調査の結果を解説している。
また、同資料では横河レンタ・リースの提供するデータレスPC™ Passage Drive(パサージュドライブ)についても紹介。右の画(クリックで拡大)にあるように、同サービスは、Microsoft 365 OneDrive for Businessにユーザーデータを自動で保存できる機能を実装。これにより、ライフサイクル全般のアウトソースだけでなく、持ち出しPCのセキュリティ水準向上やチーム間でのデータ共有も実現してくれる。
テレワークやオンライン会議が普及する中では、データ保全の面も強化すべきだろう。ぜひ参考のうえ、PC運用管理の健全性を保つのに役立ててほしい。
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