「他社製品と比較して、性能が同じであれば価格を20%低く、価格が同じであれば性能を20%高く。そういう理念で製品を提供しています」
こう語るのは、アレイ・ネットワークス 代表取締役の岡本恭一氏だ。ワールドワイドの売上が1年で約2倍になり、インドで市場シェア2位に躍進するなど、ADC(Application Delivery Controller)分野で注目を集めるArray Netwoks。果たして、どういった部分が急成長の要因となっているのか。岡本氏に話を聞いたので、その一部をお伝えする。
SSLアクセラレータ搭載ADCの老舗ベンダー
アレイ・ネットワークス 代表取締役 岡本恭一氏 |
Array Networksは、国内以上にワールドワイドで名の知れた存在である。というのも、他社に先駆けてSSL(Secure Socket Layer)アクセラレータを標準搭載したADCを提供してきた実績があるためだ。
SSL対応ADC製品「Array APVシリーズ」が最初に発売されたのは2001年のこと。当時のADCはまだ通常トラフィックの最適化が中心で、SSLまで手が回っていなかった。
その後、サイバー犯罪が利益目的になり、クレジットカード情報などが盗まれる事件が多発。日本でも個人情報保護法が施行され、名前や住所の入力を求めるWebページは暗号化が義務付けられた。こうした時流の変化も手伝って、Array APVシリーズは世間の耳目を集めることになったという。
最新版に取り込まれた機能とは
最初のリリースから13年が経ち、4世代目が提供されている現在でも、Array APVシリーズはSSL通信の性能において定評がある。8つのモデルが提供されているが、そのすべてにおいて性能/価格比で優れた結果を出している。
Array APVシリーズの特長はそれだけではない。OpenStack HavanaのSOAP APIに対応するなど、最新技術も多々取り込んでいる。
スマートフォン/クラウドの時代を迎え、激増の一途をたどるデータ通信量に対応するための機構を取り揃えているArray APVシリーズ。詳細は、ホワイトペーパーにまとめているので、興味のある方はダウンロードしてほしい。
<続きはPDFで ⇒ ダウンロードはこちら>
モビリティ/クラウド時代のネットワークの課題を解消する
アプリケーション・デリバリ・コントローラ「Array APVシリーズ」
本稿で紹介している、Arrya Netwoks製品の特長をまとめた8ページの取材レポート『モビリティ/クラウド時代のネットワークの課題を解消するアプリケーション・デリバリ・コントローラ「Array APVシリーズ」』を無償で配布しています。クラウド時代の課題や市場ニーズの解説からはじまり、Array APVシリーズの特長、各モデルの違い、米国大手プロバイダの導入事例などを紹介しています。
最新のADCにはどういった機能が組み込まれているのか。クラウド時代を迎えて各社が抱える課題とは何か。今後のプラットフォーム構築で役立つ情報が詰まっているので、ぜひご一読ください。
<PDF 掲載内容>
- Array APVの歴史と特長
- クラウド基盤に求められる4つの要件
- 世界最大のIaaS専業プロバイダの導入事例
- 米国最大のSaaS電子カルテプロバイダの導入事例
[PR]提供:ホワイトペーパー