スマートフォンやタブレットの普及で、いつでも、どこでも、Webアプリケーションの利用が容易になった。しかし、通信のインタラクティブ化、通信頻度とセッション数の増加といったWebアプリケーションの複雑化と、Webアプリケーションのユーザ数の増加によって、システムに対する負荷は急増する一方である。こうしたネットワークのパフォーマンスやレスポンスの課題に対する有効な改善策として注目を集めているのが、アプリケーション・デリバリ・コントローラ(ADC)だ。

SSLアクセラレータを標準装備したサーバ負荷分散ネットワーク機器

スマートフォンやタブレットの普及によって、いつでもどこでも、手軽にネットワークにアクセスできるようになった。同時に、SNSやECサイト、ネットバンキングなどのWebサービスが拡大し、ユーザ数、セッション数ともに急増中だ。こうした事情から、ネットワークでやり取りされるデータトラフィックは急激な増大を見せている。

データトラフィックの急増によって、ネットワークに遅延や障害を発生させないためには、ユーザから各サーバに集まるセッションを均等に配分したり、通信プロトコルを最適化したり、サーバの負荷を分散させる仕組みが必要となる。こうしたサーバの負荷分散を行うためのネットワーク機器は、1990年代後半のドットコムブームの到来以降、ロードバランサがその主流となっていた。

米国カリフォルニア州に拠点を構えるネットワークアプライアンスベンダーのArray Networksは、いち早くこのロードバランサにSSL(Secure Socket Layer)アクセラレータを標準搭載したアプリケーション・デリバリ・コントローラ(ADC)を2001年から販売開始した。現在は、発売当初から4世代目となるADC製品「ArrayAPVシリーズ」を販売している。Array APVシリーズは、高い機能性を持ちながらもコストパフォーマンスに優れ、米国、アジア、ヨーロッパなどの世界各地で5,000社以上の導入実績を誇っている。

官公庁や金融・通信業などミッションクリティカルなサービスで採用

Array APV シリーズをはじめとするADC製品は、企業の情報システムにおいて、いまや "当たり前"とも言うべき存在だ。現にArray APVシリーズも、官公庁をはじめ金融系や通信系を中心とするミッションクリティカルなサービスを提供している企業、あるいは広域でのサービスを提供している企業など、多くの日本企業に導入されているという。

Array APVシリーズの詳細な特長やそれを裏付けるテクノロジー、効果的な活用方法については、ホワイトペーパーをご覧下さい。

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