セミナーレポート「企業Webサイトの刷新で顧客体験を豊かに」

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新型コロナウイルス感染症の拡大は、消費者はもちろん、企業の購買活動にも大きな影響を及ぼしている。コロナ禍以前まで当然のように行われていた対面営業は、物理的に会うことが難しい今、そもそも機能していないのが実情だろう。

そんなウィズコロナ時代の今、企業が生き残っていくために取り組むべき施策の1つがデジタル・プレゼンス(デジタル上の存在感)の向上だ。では、その”核”となる、企業Webサイトの来訪者増加、プレゼンスの向上は、どうしたら実現できるのだろうか。

8月6日に配信されたWebセミナー「デジタル・プレゼンス向上の第一歩は企業Webサイトから!」では、サイトコア マーケティング本部 シニアマーケティングディレクター 安部知雄氏と、富士通 CRMビジネス部 平野早紀氏が登壇。事例を交えながら、企業Webサイトを活用したデジタル・プレゼンス向上のポイントについて解説を繰り広げた。

本稿では、そのレポートの一部をご紹介したい。

富士通/サイトコア セミナーレポート
「企業Webサイトの刷新で顧客体験を豊かに」
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今こそ見直すべき企業Webサイトの在り方

ビジネス上の購買決定を行うにあたり、顧客はより多くの「信頼できる情報」を求める。ここで最初に行うのは営業担当者にコンタクトをとることではなく、Web上での情報収集だろう。

もちろん、自社サイトへの流入を高めるべく既に投資を開始している企業は多い。TVCMと検索連動型広告との連携やメール広告、SNS、動画サイトなど、その対象はさまざまだ。だが、安部 氏は「せっかく多額の投資をして企業サイトへの流入を増やしても、誰に対しても同じ情報を表示する”古き良き掲示板”の役割のままでは、見込み顧客/既存顧客は流れて行ってしまう」と警鐘を鳴らす。なかなか必要な情報にたどり着かないサイトでは顧客体験が著しく低下し、いくら流入を増やしても「ざるに水を注ぐようなもの」だというのだ。

顧客体験に主眼を置いたサイト構築の海外事例として、安部 氏はシンガポールの不動産開発会社であるアセンダス・シンブリッジと、自動車メーカーのトヨタ・オーストラリアを紹介。両社が実施したパーソナライズ施策とその効果について解説していった。

続けて、「リアルな場での営業活動に制約が生じている今こそ、改めて企業サイトの重要性を見直すときだと感じている」と語るのは平野 氏である。同氏は、企業Webサイトを強力なマーケティングツールとして刷新するために押さえるべき3つのポイントを挙げ、実際にリニューアルに成功した国内3社の事例を順に紹介した。

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ダウンロード資料では、本稿で触れた海外/国内事例やWebサイトリニューアルのポイントなどについて、より詳細にまとめている。変化する購買活動に対応するために、自社のWebサイトを強化していく上で必ずや参考になるはずだ。

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