「オムニチャネル」や「O2O」がこれからのマーケティング戦略のキーワードとして叫ばれるなか、企業が運用するWebサイトにはビジネスの根幹を支える重要な役割がますます求められている。そうしたマーケティング手法の革新を支えているのが、スマートデバイスの普及やネットワークインフラの拡充、セキュリティ技術の向上といったWebサイトを取り巻く環境の急速な変化でもある。
6月18日(水)に開催されたマイナビニュース主催「マーケティングセミナー」では、世界最大のCDN(コンテンツデリバリネットワーク)事業者である、アカマイ・テクノロジーズのマーケティング本部 プロダクト・マーケティング・マネージャー 岡本智史氏が登壇。「オムニチャネル時代のWeb戦略を支えるプラットフォーム」をテーマに、複雑化するWebサイトが抱える課題とその解決策が示された。
講演の冒頭、岡本氏はオムニチャネルのポイントとして「マルチチャネルの延長」「O2O」「バックエンドネットワーク」の3つを提示した。
1つ目のマルチチャネルの延長とは、各チャネルに対するウェブサイト上の売上拡大やモバイルEコマースの急成長、動画コンテンツの急増(情報のリッチ化)といったように、これまでのマルチチャネル戦略をもう一歩進めることを指す。
2つ目のO2Oには大きく3つのアプローチがあり、まず最終的な購買が店舗で行われる場合、Webから店舗への顧客の誘導である。次に、在庫、物流、店舗コストの圧縮や地域カバレッジの拡大を目指した店舗からWebへの顧客の誘導。そして最後に、モバイルアプリケーションによるWebや店舗への顧客の誘致である。
3つ目のポイントであるバックエンドネットワークは、店舗Wi-Fiの提供による買い物体験のリッチ化、価格・在庫情報の店舗間の共有、個人・物流情報の店舗と本社間の共有を進める際に特に重要となる。
これら3つのポイントからも読み取れるように、オムニチャネル時代のビジネスとデータフローはユーザーと企業の間に複合的なチャネルを生み出しているのである。
「もはやWebサイトでの顧客体験は、実店舗と同様に考える必要があるだろう。そこでWebサイトの考慮すべき課題は"3つ"あります」と岡本氏は述べる。
Webサイトの考慮すべき"3つ"課題とは:つづきはレポートPDFを確認 >>
「オムニチャネル/O2O、マーケティングセミナーで魅せたWebサイトの在り方」のレポートPDFを無償提供中
本講演内容のレポートPDFでは、岡本氏が述べる「複雑化するWebサイトが抱える"3つ"の課題とその解決策」が詳しく記載されています。「オムニチャネル」「O2O」といったキーワードに少しでも興味がある方は、この機会にぜひ一読してほしい。マーケティングやそれに付随する業務に携わる方にとっては、決して損のないものとなっている。
[PR]提供:ホワイトペーパー