「Tableauマップでダッシュボードの価値を高める10の方法」

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ガートナー社のマジック・クアドラント「分析とBI」領域において、Tableauは7年連続でリーダーのポジションを堅持している。数多くの組織が同社のBIツールを利用してデータの可視化に取り組んでいるが、”インサイトが得られるダッシュボード” をつくるのに苦労している方は、意外と多いのではないだろうか。

多くの分析プロジェクトでは、空間データが必要となる。マップとデータの照合は、今日のデータ分析において極めて重要なスキルだ。ここでは、Tableauのホワイトペーパー「Tableauマップでダッシュボードの価値を高める10の方法」より、実際の適用例を交えながらダッシュボードでマップの分析価値を上げるテクニックを紹介する。

ホワイトペーパー
「Tableauマップでダッシュボードの価値を高める10の方法」
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対象読者
  • 空間情報とデータを重ね合わせた分析を行いたい方
  • Tableauユーザーの方

ダッシュボードでマップの分析価値を上げる10のテクニック

ホワイトペーパーで紹介するのは、以下にある10のテクニックだ。本稿ではこのうち、(1)と(2)について、簡単にその内容を触れていく。全容については資料を参照されたい。

10のテクニック
(1)Tableauマップではコンテキストが重要
(2)データ自体で表現する
(3)マップから凡例を削除する*
(4)マップをフィルターとして使用する
(5)ハイライトアクションを使用する
(6)デザインとデータでは色が最も重要
(7)データストーリーを伝えるのに最適な形でマップを表示する
(8)形状でクリエイティブになる
(9)時には静的グラフィックも有効な手段
(10)パンとズームのロックを検討する

(1)Tableauマップではコンテキストが重要

空間情報とデータを重ね合わせた分析を行う。そこでまず留意すべきなのは、可視化に適切な量のコンテキストを提供するマップを選ぶことだ。視覚情報を詰め込みすぎて読み手がデータに集中できなくなるようでは意味がない。

Tableauには、[薄い][暗い][標準]という3種類の基本的なマップスタイルが組み込まれている。マップを使用するほとんどの場合、このマップスタイルから始めると良い。マップスタイルを使用した例を1つ見てみよう。

ニューヨーク市の都市林に関するダッシュボード

上にあるダッシュボードは、ニューヨーク市の都市林に関するものだ。無駄がなく明瞭で、コンテキストもちょうど良い量になっている。Tableauの[薄い]ベースマップを調整して、土地被覆と街路/高速道路のみを表示しすることで、データを目立たせている。

(2)データ自体で表現する

優れた可視化は、読み手を背景ではなくデータに注目させる。そのため、時にはベースマップなしで空間データ自体を見せるほうが良い場合もある。州内の郡や大陸上の国など、馴染みのある場所や形の場合は、それを見ればどこなのかわかる可能性が高い。このため、ベースマップを削除しても良いわけだ。

スペインのマドリッドの人口統計1
スペインのマドリッドの人口統計2

上のダッシュボードは、スペインのマドリッドの人口統計をベースマップなしで示している。マップの詳細を省くことで、ダッシュボードにマップを取り入れる際に、よりすっきりとした見やすいデザインになる。

右にあるのは、同じダッシュボードにベースマップのコンテンツを少し表示させたものだ。決してこれも悪くはないが、両者を比べた場合、オリジナルほどシームレスではないことがわかる。

*  *  *

ホワイトペーパーで紹介するテクニックは、米国地理空間諮問委員会のメンバーで、認識力に焦点を当てた地図製作法を専門の研究分野とするSarah Battersby氏によるものだ。空間情報とデータを重ね合わせた分析を行ううえで、きっと役に立つだろう。Tableauユーザーだけでなく、データの可視化を行いたい幅広い方に、資料を参照してもらいたい。

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