2020年5月に全世界で一斉リリースされた「Dell EMC PowerStore(以下、PowerStore)」は、新生Dell Technologiesの象徴ともいえる製品だ。PowerStoreは一体どのような特徴を持つのか。同製品をポートフォリオに備え、Dell Technologiesはどんな価値を企業へ提供しようとしているのか。リリース間もないPowerStoreについて、その詳細と同社の構想をDell Technologiesの担当者インタビューから紐解いていく。
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Dell EMC PowerStore |
PowerStoreが、データ管理の悩みを1プラットフォームで解消する
IT部門が抱える課題の1つに、「データ管理」がある。多種多量なデータをどこへ格納するか。どんな処理を行うか。こうしたプロセスは、複雑になればなるほど運用コストに跳ね返ってくる。いかにして格納先のITインフラとデータ処理のプロセスを簡素化するかが、企業にとって喫緊の課題になっているのだ。
オールフラッシュのストレージアプライアンスであるPowerStore は、下に挙げる3つの特徴をもって、今述べたデータ管理の課題を解決する。
特徴 | 詳細 |
---|---|
データ中心型 | あらゆるワークロード、あらゆるデータに対応し、高いパフォーマンスでデータが処理できる |
インテリジェント | 機械学習エンジンやAI を活用したクラウド管理サービスなどを介し、自律的なストレージ管理が可能になる |
順応性 | データのライフサイクルに応じて、システムを継続的かつ制限なくモダナイズしていくことができる |
「データ中心型」を例に挙げると、PowerStoreではリレーショナルデータベースやERPといった従来からある構造化データはもちろん、クラウド上の画像やテキストデータ、コンテンツリポジトリ、コンテナといった非定形なデータまで、1 つのプラットフォームで取り扱うことが可能。データの格納と処理実行の場所を、PowerStoreにまとめることができる。
性能も申し分ない。従来比7 倍のパフォーマンス、3 分の1 のレイテンシーを実現しながら、インテリジェントな重複排除・圧縮機能によって、4:1 のデータ削減を保証する。また、「Anytime Upgrade プログラム」を利用すれば、データ移行と機器リプレースの作業そのものをなくすことが可能だ。
包括的なポートフォリオで企業を強力にサポート
もっとも、こういったデータ管理の簡素化を実現するIT インフラにはさまざまな選択肢がある。PowerStoreは革新的なアーキテクチャと機能、サービスによって企業のデータ管理を強力に支援する。ただ、当然ながら、Dell Technologiesは同製品のみであらゆる企業の課題をカバーしようとは考えていない。
Dell Technologies MDC 事業本部 販売推進部長の羽鳥 正明 氏は、「ストレージだけでなく、サーバー、ネットワークも含めて包括的なポートフォリオを提供できることが当社の強みです。」と述べ、企業課題に合わせた適材適所のソリューションを提供することこそが同社の価値なのだと語った。この意味で、PowerStoreは、Dell Technologiesのポートフォリオをより強固なものにしたといえよう。
ストレージだけをみても、Dell Technologiesは包括的なラインナップを用意している。 |
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本稿からダウンロードできる資料では、PowerStoreの細かな仕様、Dell Technologiesのポートフォリオの詳細を解説している。デジタル化が加速し、データにまつわる企業の悩みは増すばかりだ。課題解決の有用な情報として、資料をぜひ確認してほしい。
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