「魔法少女まどか☆マギカ オンライン」など、人気オンラインゲームを次々に展開するストラテジーアンドパートナーズ(以下S&P)。「さくらの専用サーバ」を束ねたプライベートクラウドを構築し、40%ものコスト削減に成功した『オンプレミスではない』プライベートクラウドの事例を探る。
日本のアニメや漫画などのIP(知的財産)を世界へ発信
ストラテジーアンドパートナーズ 取締役 開発部 部長 曽羽孝則氏 |
2011年4月に事業を開始した、世界中の人々へ日本のコンテンツを発信していくことを目指すS&P。同社がコンテンツビジネスのコアコンピタンスとして目を付けたのは、日本のアニメや漫画に描かれた登場人物(キャラクター)や世界設定などのIP(知的財産)だ。
こうして2012年9月にサービスを開始したブラウザオンラインゲームの第1弾が、アニメ作品をモチーフにした「魔法少女まどか☆マギカ オンライン」。その後、「Fate/Zero [Next Encounter]」「ギルティクラウン」そして「進撃の巨人 -反撃の翼-」といったソーシャルゲーム/オンラインゲームのタイトルを次々にサービスインし、順調にビジネスを成長させている。
ゲームを支えるITインフラにはさまざまな課題が
これらのソーシャルゲームやオンラインゲームの運用においては、クリアしなければならない、いくつかの大きな課題があった。そのひとつが高度なサービスレベルの維持だ。ソーシャルゲーム業界には、レスポンスが5秒を超えると、そのゲームは自動的に配信停止になってしまうという「5秒ルール」があり、ITインフラの信頼性とパフォーマンスには入念な対策を施す必要がある。とはいえ、大規模なサーバ群やストレージを常に潤沢にそろえられるわけではない。
さらに、アクセスピークの問題もある。オンラインゲームのトランザクション数は、1日の中でも昼と夜では20~100倍もの開きがあり、ピーク時にあわせてITインフラを設計すると、オフピーク時には膨大なITリソースの余剰が生じ、投資の無駄遣いとなってしまうのだ。
そこでまず選ばれたのが、その時々で必要なITリソースをパブリッククラウドから調達するという方法だった。しかし、実態を細かく検証してみると、この方法ではあまりコスト削減には結びついていないことがわかった。そこで発想を変えて、別のリソース調達方法を考えることに。そしてたどり着いたのが、さくらインターネットだ。
これらの複雑な要望をさくらインターネットはどのように解決したのか。その詳細は下記のホワイトペーパーで明らかにされている。無料でダウンロードできるので、ぜひその理由を確認してみてほしい。
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内容一覧
- IP(知的財産)をコアとしたコンテンツビジネスを展開
- 1日の中で激変するアクセスピークにいかに柔軟かつ低コストで対応できるか
- プライベートクラウドだから高いサービス品質を維持できる
『ソーシャルゲーム「進撃の巨人 -反撃の翼-」のITインフラコストが40%削減できた理由』 のホワイトペーパーを無償配布中
本稿で紹介している、さくらインターネットによる『ソーシャルゲーム「進撃の巨人 -反撃の翼-」のITインフラコストが40%削減できた理由』のホワイトペーパーを無償で配布しています。「高度なサービスレベルのサーバが欲しい」「サーバのコストを劇的に削減したい」といった方々に、ぜひご一読をお勧めします。
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