Webサイトの重要性はますます高まっている。調べ物を行うのも、商品の購入やレジャーの予約も、オンラインで行うことが当然となっているからだ。
ただし、ただコンテンツを充実させれば、顧客の満足度につながるというわけではない。「すべてを網羅したWebサイトをつくれば、受入の間口が拡がる」という考えに基づいたWebサイトは、ユーザーに「情報が探しにくい」「スマホだと文字が小さくなる」「欲しい情報に辿りつくまでに手間がかかりすぎる」など、不快な印象を与え、ビジネスチャンスにつながったかもしれない訪問を、無駄にしてしまいかねない。
Webサイトの構築および管理ソリューションの開発を手がけるサイトコアでは、こうした機会損失を、「デジタル機会損失=デジ損(※)」と呼び、Webサイト制作に携わる企業や組織の担当者、制作会社に注意を喚起し、「デジ損」回避の手段として、Webサイトのパーソナライズを提唱している。本稿では、パーソナライズの基本と、その効果について解説したふたつの資料を紹介する。
パーソナライズの基本と、実現のためのソリューション
最初の資料ではまず、パーソナライズについての概要が語られている。それによれば、アクセスしてきたユーザー個々に最適な情報コンテンツを、最適なかたちで提供するのが、パーソナライズだという。例えばアクセスの流入元となったWebサイトの内容や検索ワードなどからユーザーの属性を判断し、自社サイトに求められている情報を予測、その時ユーザーが利用しているデバイスに合うようなレイアウトに落とし込んで提供する……、といったものだ。
こうすることでユーザーは常に「自分向け」のコンテンツを、きちんとレイアウトされた状態で受け取ることができ、貴社のサイトのイメージやリピート率の向上が期待できる。「デジ損」も大幅に減らすことができるだろう。
パーソナライズを実現し、より精度を高めていくためには、各ユーザーの属性を蓄積・分析し、その結果をもとにコンテンツを選定・配信する仕組みが必要となる。資料ではこれを支援するソリューションとして、Sitecore® Experience Platform™(Sitecore XP)が紹介されており、主な機能や、どのようなパーソナライズを可能にするかの解説、いくつかの活用事例と効果が掲載されている。
あらゆるチャネルからの訪問に高度に対応するSitecore XPのパーソナライズの仕組み |
デジ損低減に取り組み始めた活用事例と、その効果を知る
ふたつ目の資料は、Sitecore XP活用の詳細事例だ。採り上げられているのは国内屈指のホテルグループ「阪急阪神第一ホテルグループ」だ。顧客とホテルをつなぐ重要な接点であり、「生命線」とも言えるWebサイトのリニューアルに伴い、Sitecore XPを導入した同グループでは、Webサイトのパーソナライズを実現するためのCMSとしてだけでなく、Sitecore XPに搭載されたデジタルマーケティング機能を、様々な施策の実施にも活用しているという。
ますますオンライン化が進むこれからのビジネスを乗りきっていくために、Webサイトのパーソナライズは必須といえる。ぜひ本資料を一読され、貴社のサイトの発展に役立てていただきたい。
提供資料のご案内
ダウンロード資料のご紹介
- 載せてるだけは逆効果!?Webサイトが招く機会損失を防ぐには
- 心に響く”おもてなし”で顧客に寄り添うために
Webサイトのあるべき姿を再設計しマーケティング基盤を強化
(※)デジタル機会損失(デジ損)とは
我々のWebサイトには日々、多くの訪問者が何かしらの目的をもって、何度も訪問しています。しかし、せっかく訪問してくれているにも関わらず、その訪問者には全く関係のない、あるいは関連性が低く、琴線に触れない同じコンテンツを表示していることで、訪問者の興味を喚起することができず、その訪問者がサイトを離脱し、ビジネスへとコンバージョンする機会を逸していることが多くあります。そのこと、そしてその状態をサイトコアでは、企業にとっての「デジ損」と呼んでいます。
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