「IPファブリック」(別名「IP Clos」)と呼ばれるデータセンターネットワークアーキテクチャがある。これはGoogleやMicrosoft、Facebookといったユーザー企業が中心となって、2016年に次世代のネットワークアーキテクチャとして標準化したものだ。
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IPファブリックの特徴は、データセンター内の水平トラフィックの増加に対して、拡張性を提供し、ネットワーク管理者の管理負荷を軽減できることにある。データセンター内で仮想化が標準的な環境になるなか、仮想マシン同士でやりとりされる水平トラフィックは爆発的に増加した。従来型のアーキテクチャではこれらに十分に対応できない。そこで、IPファブリックに準拠したネットワークを構築することで、将来的な拡張に耐えられるようにしたのだ。
もっとも、こうした拡張性や管理負荷という課題は、GoogleやFacebookといった超大規模なデータセンターを運用する企業に限らない。今から数年後には、中・大規模データセンターを運営するエンタープライズ企業の多くが、増え続ける水平トラフィックとそれに伴う管理負荷の増大に悩まされることが懸念されている。
求められるのは、IPファブリックに準拠したネットワークの自律運用システム
こうした将来的な課題に対応するうえで注目されているのが、IPファブリックに準拠したネットワークを自動的に設計、構築、運用、分析するソフトウェア「Apstra AOS」だ。
Apstra AOSは、「インテントベースドネットワーキング(IBN)」「リアルタイム検証」といったユニークなコンセプトを持ち、これらによって、ネットワークの設計と構築、運用を自動化し、管理者の負荷を大幅に下げることができる。
本資料は、IPファブリックが求められる背景から、IPファブリックの特徴、Apstra AOSのメリットと、ネットワークを自動化する仕組みまでを解説している。
データセンターのトラフィック増加は、中・大規模データセンターを運営するエンタープライズで深刻化していく課題だ。数年後に訪れる危機を回避し、ビジネスを持続的に成長させるにはどうすればいいか。本資料からそのヒントをつかんでいただきたい。
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標準アーキテクチャ「IP ファブリック」をマルチベンダー環境で構築
≪目次≫
- DC ネットワーク唯一の標準アーキテクチャ「IP ファブリック」
- Google、Microsoft、Facebookが策定 日本ではヤフーが採用
- ネットワークを自動的に設計、構築、運用、分析する「Apstra AOS」
- AOSによる自動化がデータセンターにもたらす3つのメリット
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