デスクトップ仮想化の検討・導入に当っての懸念・課題 |
「コストがかかるのでは?」「実用に耐えられないのでは?」─デスクトップ仮想化への疑問に応える
来年4月に迫ったマイクロソフトによるWindows XPのサポート終了を受けて、新たなクライアント環境を模索している企業も多いことだろう。この時、少しでも先見の明がある企業であれば、新しいクライアント環境としてデスクトップ仮想化(VDI)も視野に入れているに違いない。
なぜならば、デスクトップ仮想化を導入することで、クライアント環境の運用管理コストを軽減できるだけでなく、災害復旧対策・事業継続(DR・BCP)への対応やBYODの活用などワークスタイルの変革といった昨今強まるニーズにも応えることができるからだ。
しかし、サーバー仮想化が広く普及した今でもデスクトップ仮想化となると二の足を踏む企業が多い。その理由は、多くの企業がデスクトップ仮想化について、「コストがかかるのでは?」、「運用上どれだけ実用に耐えられるのか?」という愚問を抱いているからではないか。
では、それぞれの疑問に答えていこう。まず「デスクトップ仮想化はコストがかかるのでは?」という疑問だが、確かに、単なるクライアント端末の入れ替えというだけの観点から見れば、デスクトップ仮想化の初期コストについては大きく感じるかもしれない。しかし、クライアントの集中管理による運用コストの低減や、ワークスタイル変革により社員の業務が効率化するメリットまでをコストとして勘案すれば、デスクトップ仮想化のコストはむしろ低いとすら言えるのである。
もう1つの疑問である「運用上どれだけ実用に耐えられるのか?」については、はるか昔のデスクトップ仮想化の使用フィーリングから生じたものだと思われる。仮想化テクノロジーやネットワークテクノロジーが急速に進化を遂げた現在の仮想デスクトップの使用感は、実は通常の物理環境でのクライアントPCのそれとほとんど変わらないのである。
将来の競争優位をもたらすIT戦略には、デスクトップ仮想化はもはや必須事項!?
さらに、デスクトップ仮想化にいち早く取り組んでおくことで、将来的なソリューション/テクノロジーが出現し、主流となった時にも、既存の環境をベースとしたまま対応することができるのである。いわば、デスクトップ仮想化への投資は、長期的な企業の成長を見据えたIT戦略の根幹であるとも言えるのだ。
では、現在の日本企業は具体的にデスクトップ仮想化をどう捉え、どう取り組もうとしているのか。また自社に合った導入方法を考えるうえで踏まえるべき点とはどのようなものなのか──こうした新たな疑問に答えるべく、クライアント端末、サーバー、ストレージ機器など企業の様々なIT基板の開発・導入実績を有するデルが、ユーザー企業の実態を浮き彫りにする調査を行うとともに、仮想化ソリューションにおける不動のトップカンパニーであるヴイエムウェアと共同で数々の提言を行っている。
その詳細な内容については、ホワイトペーパーに盛り込まれているので、これからのクライアント環境を少しでも良くしたい、さらには社員の業務効率を向上し、仕事へのやりがいをアップさせたいと考える人々であれば、ぜひダウンロードして一読することをおすすめしたい。
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内容一覧
- 国内企業のクライアント環境とその動向を見る
- クライアント戦略は会社全体の戦略の中で捉えよう
- ニーズに合わせて選択できるソリューションを用意
- デルとヴイエムウェアの"タッグ"で発揮するシナジー効果
- 社員を特定のハードウェアから解放して仕事により自由を
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