皆さんは、「新世代APM」という言葉をご存知だろうか――。

ここでいうAPMは「Application Performance Management」の略称。ライフサイクル全般にわたってアプリケーションのパフォーマンスを管理しようというコンセプトになる。

そのAPMに対して"新世代"という言葉を付けた「新世代APM」は、時代に合せるかたちでこれまでの考え方をアレンジしたものとご理解いただければよいだろう。

では、新世代APMとは具体的にどういったもので、どのような技術要素によって実現されているのか。詳細はPDFでご確認いただきたい。

処理速度が12倍に! 炎上プロジェクトが工期前倒しという奇跡の事例も

PDFでは、「新世代APM」を適用した企業の事例も紹介されている。

そのうちの1社である米国Zappos.comは、衣料や靴のオンライン販売を世界中で展開している企業。1日のユーザー数は数百万人。毎日6万5000件超ものオンライン購入が行われている。

急成長に伴いパフォーマンスが問題視されることが増えてきたZappos.comでは、新世代APMの導入し、性能改善に着手。キャッシュのプロセスにある無駄を発見し、処理速度を12倍、ユーザ体感速度を約10倍にまで向上したという。

一方、ドイツの保険会社Provinzialでは、営業スタイルの変革を決断。外交員にタブレット端末を持たせ、それ使って顧客の前で見積もりを提示する方針を固めた。

Provinzialでは、そのためのアプリケーションを3カ月で開発しなければならなかったが、パフォーマンスが問題になり、プロジェクトが頓挫しかける。そこで新世代APMを採用し、問題を見える化。結果的に予定を短縮して76日で開発を終えられたうえ、メインフレームのCPUを20から8に削減するという付加的な効果も得られという。

新世代APMがどのように寄与したのか。PDFで図版とともに解説しているので、確認してほしい。

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