Cスタジオ 代表取締役 千貫素成氏

三菱東京UFJ銀行でシステムエンジニアを22年間にわたって務めた後、2010年秋に独立し設立したCスタジオで企業の経営改革支援に携わる千貫素成氏。同氏は2月6日に開催された「マイナビニュース仮想化セミナー【Day1】コスト削減とリスクヘッジを実現する今後の仮想化環境 ~Red HatとIBMが提供するローリスクなOSSの活用~」に登壇。セッションでは、仮想化やクラウドコンピューティングが本格的に普及を遂げる中で、ビジネスニーズに即したシステム基盤をいかにして構築・活用していくかのポイントが示された。

システム基盤改革への5つのステージ

企業の基幹システムの企画・構築・運用で豊富な経験を持つ千貫氏が今回掲げたテーマは、仮想化/クラウド時代に求められるシステム基盤のあり方である。そのプロセスとして同氏は、大きく5つのステージに分けて段階的に進めていくことを提案した。

第1ステージは最も基本的な「仮想化によるシステム基盤の統合」である。サーバとストレージを統合することによって、両インフラをIaaSとして扱うことが可能になる。千貫氏は、サーバ仮想化のメリットとして、サーバの追加や能力変更が瞬時に行えること/予備機が1台で済むこと/SANブートなどによってディスクレス構成をとれるのでハードウェアが壊れにくいことの3点を挙げた。また、ストレージ仮想化では、ディスクの追加、拡張が瞬時にできること/シンプロビジョニング(動的なリソース再配分)によって容量を節約できることの2点がメリットとして示された。

また、千貫氏は、ここ1、2年で大きな注目を集めるようになったBYOD(Bring Your Own Devices:私物デバイスの業務利用)を含めて、デスクトップの統合(DaaS)を行うメリットについても言及。OSとアプリケーションをユーザーごとに導入する必要がないこと/端末毎の構成管理が不要なこと/情報漏洩を抑止できること、端末の種類を選ばないことの4点が挙げられた。

続く第2ステージは・・・

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