Windows 10の普及が急速に進んでいる。2016年末にデバイス数は4億を突破し、その採用率は企業向け市場で最も広く普及しているWindows 7を上回っていることがMicrosoftの報告で明らかにされた。しかし、統計データは目覚ましい採用率の動向を示しているものの、多くの企業はいまだに移行に踏み出していない。また、Windows 7のサポートが2020年1月まで継続されるため、まだ時間は十分に残っていると思われがちだが、企業規模での移行を考えると12~18カ月という時間を要するため、開始すべき時間は急速に迫っている。
Windows 10への移行の機会と課題
この大規模なMicrosoft OSの移行期間を通じて、企業にはサービスサポートを最適化するユニークな機会と対応すべき真の課題が待ち受けている。幸いにも、これはWindows OSの最後の主要な更新になる予定だ。今後は小規模で高頻度なWindows OSのアップデートが予定されている。
また、この移行はテクノロジーに依存した従業員と職場環境を、IT組織がいかに効率的かつ効果的にサポートしているかを見直す絶好の機会になると考えられる。この見直しには、変更管理のリソースへの投資の正当化を図るために、デバイスの現在のインベントリの調査、BYODポリシーのアップグレード、現在使用されている、十分に活用されていない、または許可されていないアプリケーションの合理化、さらに、人、プロセス、テクノロジーの観点から見て、これらが現在いかに効果的に連携して機能しているかを評価することが含まれるのだ。
エンドユーザーエクスペリエンスのモニタリングによる変更管理
Riverbed SteelCentral Aternityのデバイスインベントリダッシュボードには、OSの詳細、モデル名、メモリ、CPUなどのデバイスの属性のほか、ユーザーの部門や事業所が表示される ⇒ PDFのダウンロードはこちら |
Windows 10のような大規模な移行は、エンドユーザーエクスペリエンスモニタリング(EUEM)を活かす最適なチャンスだ。
EUEMは、ITパフォーマンスのベンチマークテスト、その変更による影響の検証と定量化、さらにエンドユーザーによる採用率と利用率を確保するための、より優れたアプローチの正当化に必要とされる経験的証拠を提供。移行に向けて計画と準備を進め、移行中にアプリケーションパフォーマンスを監視できるだけでなく、パフォーマンスの傾向を分析して、問題が悪化し、エンドユーザーエクスペリエンスに影響を与える前に、あらゆる潜在的な問題の規模と性質を予防的に評価できる。
ここで紹介するガイドでは、ITの普遍的な変化を効果的に管理する手段として、継続的な改善を図るデミングサイクルの活用を推奨している。デミングサイクルを使用することで、組織は、ITサービスの計画、導入、分析、監視を行い、動的でデジタル化された新しい標準的な職場環境に対して、卓越したエンドユーザーエクスペリエンスを確実に実現可能だ。
本稿で提供するPDFでは、Riverbed SteelCentral Aternityによるエンドユーザーエクスペリエンスのモニタリングを活用して、Windows 10への移行を成功に導く15の秘訣を紹介。「計画」(移行計画の4つの重要なステップ)、「実行」(移行期間中に監視すべき4つの指標)、「確認」(移行の影響を検証する3つの方法)、「行動」(エンドユーザーエクスペリエンスモニタリングを日常の業務活動に組み込む4つの活用例)という4つのセクションに分け、わかりやすく解説されている。Windows 10への移行を検討中の企業のIT担当やエグゼクティブの方はもちろん、移行を先延ばしにしている企業の方も、ぜひ同PDFに目を通し、移行計画の参考としていただきたい。
提供レポートのご案内
エンドユーザー エクスペリエンスの
モニタリングを通して、
Windows 10への移行の成功を確保するための15の秘訣≪目次≫
- エンドユーザーエクスペリエンスのモニタリング
- 計画: Windows 10移行計画の4つの重要なステップ
- 実行: Windows 10移行期間中に監視すべき4つの指標
- 確認: Windows 10への移行の影響を検証する3つの方法
- 行動: エンドユーザーエクスペリエンスモニタリングを
日常の業務活動に組み込む4つの活用例- まとめ
- エンドユーザーエクスペリエンスのモニタリングの追加リソース
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