総務省が発行している「情報通信白書 平成28年度版」によると、日本国内でクラウドサービスを一部でも利用している、と回答した企業の割合は44.6%にものぼる。現在では企業規模や業務内容にかかわらず、なんらかのシステムを導入する際に、明確な理由を持ってクラウドが第一の候補に挙げられることも少なくない。しかし、クラウドは非常に便利な技術であり上手に運用すれば数多くのメリットを生み出せる一方で、思ったような成果を得られない状況にもなり得るので注意が必要だ。ここではクラウドサービス「 Microsoft Azure 」について、上手にクラウドを活用するためのポイントを解説しよう。
クラウドの導入・運用の壁:その1「何を選べばいいかがわからない」
クラウドの導入時に真っ先に直面する壁、それはサービスメニューの多さだ。 Microsoft Azure の場合、提供されているサービスの数は約100種類くらいある。そこから、何を選び、どう組み合わせていくのか、それを見つけ出すことは容易ではない。例えば、基幹システムのような全社的に使用するシステムをクラウドに移行する場合には、さまざまな機能やサービスを連携させていかなくてはならない。何が最適なサービスなのか、情報収集するだけでも頭を悩まされてしまうのだ。
クラウドの導入・運用の壁:その2「どう運用すればいいかがわからない」
自社に適したサービスを選び出しても、次に「運用の壁」が立ちはだかる。その理由は、クラウド特有の運用としてリソーススケールの設定、サブスクリプションの管理、課金、セキュリティ設定など、複数の検討項目があるためだ。だが「どんな方針で、何を基準にその運用ルールを決めるのか」その目安がない状況では、それらの項目に決定を下すこともできない。
ガイドライン検討項目サンプル ⇒ PDFのダウンロードはこちら |
500社分のノウハウによって生み出された
Microsoft Azure 導入「ガイドライン」
国内外で Microsoft Azure を利用したクラウドソリューションを数多く手がけ、国内ではエンタープライズ系企業を中心に約500社もの導入実績を誇るソフトバンク・テクノロジー。同社ではその豊富なノウハウに基づき、サービス概要、注意点・留意点、設計・運用ルールなど、今後の Microsoft Azure 環境構築の指標となるガイドラインを作成している。
基準となるガイドラインが決まれば、あとはそれに沿って、オンプレミスを維持すべきか、あるいは Microsoft Azure を導入してクラウド移行を進めるべきかが見えてくる。 Microsoft Azure への移行を進める場合には、どのようなサービスを選択して、環境を構築し、運用していけばいいかの判断もできるようになるのだ。
本稿で提供するPDFでは、ソフトバンク・テクノロジーの担当者がクラウドの導入と運用を成功させるためのポイントを、上記「ガイドライン」の定め方など、より具体的に解説している。また実際の Microsoft Azure 導入事例も紹介。クラウドの導入を検討している企業のIT担当や経営層の方はもちろん、すでにクラウドを導入しているが十分に活用できていないのではと感じている方にも、ぜひ一読していただきたい。
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~成功する Microsoft Azure 導入の鍵は
ガイドラインにあり~≪目次≫
- クラウドの導入・運用の壁
- 500社分のノウハウによって生み出された
Microsoft Azure 導入「ガイドライン」- 「知る→考える→試す→使う」の 4つの Microsoft Azure 移行プロセス
- Microsoft Azure 移行ガイドライン作成事例
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