公的および企業年金基金向けを中心とした運用サービスを提供しているセイリュウ・アセット・マネジメント。同社のビジネスはここ数年で大きく拡大し、現在の運用資産残高は約900億円に到達。独立系の運用会社としては日本で唯一、公的運用機関の資金を受託しているという点からも、顧客からの大きな信頼を得ていることが伺える。
よりセキュアかつ業務効率を向上させるモバイル環境が必要
そんな同社で課題となっていたのが、業務遂行に必要なモバイル環境の整備だった。同社では当初、自分の予定をMicrosoft Outlookで管理し、Googleのクラウドのスケジューラーで共有する方式を採用していた。しかし、個別に入力が必要なため手間がかかる上、モバイル端末ではiPhoneやAndroid標準のメールアプリを使っていることもあり、端末内に情報が残るのはセキュリティの観点から以前より改善課題であったという。Microsoft Intuneを使う方法もあるが、多大なコストと運用管理面での人的リソースを考えると、同社の規模で導入するのは現実的ではなかった。また、複数台の端末を持つのは面倒という意見もあり、BYOD環境での運用を続けてきたのだ。
こうした背景から、同社では2016年初旬にOffice 365とMicrosoft Azureを導入し、よりセキュアに業務が遂行できる環境構築を開始した。その際に注目したのが、「BlackBerry Enterprise Solution」だったそうだ。
同社 業務企画部 バイス・プレジデントの近藤勇人氏は「BlackBerry Enterprise Solutionは、端末内のセキュアなコンテナにデータを格納してくれます。仮に端末の紛失や盗難が発生した場合でも、MDMなしでコンテナのエリアだけをリモートワイプできるため、セキュアな運用が可能となります。弊社スタッフはほぼ全員が金融機関の出身で、過去にBlackBerryのモバイルデバイスを使っていた経験があることから、その高いセキュリティと信頼感に加えて、利便性の良さなどを知っていたのも大きいですね」と語る。
80%以上ものコスト削減効果と2ヶ月のスピード導入を実現
こうしてBlackBerry Enterprise Solutionを用いたセキュアなモバイル運用環境の構築に着手したセイリュウ・アセット・マネジメント。BlackBerry Enterprise Solutionの導入が、同社にもたらしたメリットは非常に大きいという。 まずコスト面では、Microsoft IntuneとMDMを組み合わせた場合と比べて80%以上もの削減効果を実現。構築期間についても半年以上を想定していたが、わずか2ヶ月でサービスインが可能になったのである。
本稿で紹介するPDFでは、セイリュウ・アセット・マネジメントがBlackBerryを選んだ理由・導入の決め手を詳しく紹介。また、BlackBerryでどのように課題を解決し、どのようなメリットがあったのかをわかりやすく解説している。今一度、モバイル環境を見直したいと考えている方は、ぜひ一度チェックしてほしい。
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