「ハイパーコンバージドインフラ(HCI)」市場は、初期の第一世代を過ぎ、新しい時代へと入ろうとしている。本稿では、次世代のITプラットフォームを構築するためには何が必要か、どのようなHCIを選択すべきか、ポイントをまとめた資料を紹介する。

近年、HCIはシステムを短期間に構築でき、運用負荷も小さなプラットフォームとして、多くの企業に注目されてきた。いまや、”HCIファースト”でITを検討することが標準的になりつつある。初期のHCIは、大規模なインフラの統合と運用コストの削減という大きなメリットをもたらした。一方で、次世代のプラットフォームとしては機能・性能が不十分であるという認識も高まってきている。第一世代のHCIは効率的に拡張することが難しく、複数のワークロードを統合的に保護する用途にも向かないという問題がある。そのため、ミッションクリティカルなデータセンターでの導入は見送られていたのが現状だ。

本稿で紹介する資料は、次世代のHCIに必要な要素として「インテリジェントな拡張」「すべてのアプリケーションを安心して導入」「効率的なストレージアーキテクチャ」「安心のデータサービス」という4つの項目を挙げている。

第一世代のHCIは、デバイス単位での拡張が基本で、リソースプールを個別に拡張できなかった。そのため、ストレージ容量のみを拡張したい場合でも、CPUやメモリまで拡張せざるを得なかったのである。次世代HCIでは、ストレージパフォーマンス、ストレージ容量、仮想CPU、仮想メモリ、ライセンスコストという5つの動的なリソースを個別に拡張できる、”インテリジェントな拡張”が求められるのだ。

また初期のHCIは、個々のプラットフォームで単一のワークロードを稼働させることを前提とした設計であったことは否めない。さまざまなアプリケーションやワークロードを統合するニーズが高まるなか、個々にインフラを持つのでは、どうしても効率が落ちてしまう。次世代のHCIは、複数のワークロードを収容しながら、パフォーマンスの保証やストレージの階層化、優先順位付けなどの高度な管理機能を有していることが望ましい。

ストレージの効率性も、既存のHCIの大きな課題だ。コンピューティングに負荷をかけることなく、グローバルな効率性を実現できるストレージアーキテクチャが求められる。加えて、ビジネスにとって最も重要となる膨大なデータを、安心して活用できる機能が必要だ。

資料では、次世代の企業ITを担うHCIとはどのようなものかを、これら4つの視点で詳しく解説している。すでにHCIを導入している方や、現在HCIの選定にあたっている読者には、ぜひ一読していただきたい。

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『ハイパー コンバージドインフラ お客様のインフラは次世代に対応していますか?』

≪目次≫

  • インテリジェントな拡張
  • エンタープライズ規模に対応のNetApp HCI
  • すべてのアプリケーションを確実に導入
  • 効率的なストレージ アーキテクチャ
  • 安心のデータ サービス
  • IT運用を変革して強化

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