Netflixは、190を超える国で7,500万人以上の会員を擁する世界有数のインターネット映像ネットワークだ。会員は1日1億2,500万時間以上のTV番組や映画を視聴している。そんな同社では、新たにグローバル市場に事業を拡大するにつれて、不正行為のリスクも高まってきていた。
サイバー犯罪者は、違法な方法で手に入れたユーザー情報やクレジットカード情報を利用して無料トライアルの申込みを行おうとしていた。そのため、Netfilxは増加する不正行為に対して高いセキュリティを維持しつつ、その対策によるユーザーの利便性低下が発生しないための対応をグローバルで行う必要があった。
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Netflixが抱えるビジネス上の課題とは
Netflixでは、前述したような”無料トライアル”アカウントを販売して利益を得ようとするサイバー犯罪者が行う、さまざまな形での新規アカウント詐欺を確認していた。1カ月間の無料トライアルアカウントでは、最大4台のデバイスで同時ストリーミングができるため、理論的には、サイバー犯罪者は無料トライアルアカウントを1つ作成すれば、4人の購入者に低価格で転売できることになる。正規の月額費用が比較的利用しやすい料金設定になっているにもかかわらず、すでに無料トライアルを試した人や、格安料金でサービスを利用したい人を対象とした、不正なアカウント市場が依然として存在していたのだ。
そのため同社は、不正な新規無料トライアル登録をより正確に検出して、不正による損失を削減する必要があった。また同時に、セキュリティソリューションが過剰になりすぎて、正規の新規顧客を遠ざけてしまわないようにすることも重要になる。
そして、これらの要件を満たしたのが、スレットメトリックスのソリューションだ。本稿で提供しているPDFには、同ソリューションの機能に関する情報とそれがNetflixにどのような効果をもたらしたかが、より詳細に解説されている。IT部門のセキュリティ担当の方は、ぜひ一読していただきたい。
提供レポートのご案内
Netflixは不正な新規アカウントを検知し、
不正による損失を削減
グローバル・インテリジェンスにより、
無料トライアルの不正使用を検知≪目次≫
- ビジネスにおける課題
- ThreatMetrix デジタル・インテリジェンスの利用は、信頼できるユーザー獲得をサポート
- 共有インテリジェンスの検出力
- ThreatMetrixポリシエンジンを使用したリスクスコアのカスタマイズ
- 長期的な効果
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