AFAは外部ストレージ分野でトップクラスの成長率を記録
ハイブリッドフラッシュアレイ(HFA)とHDDだけのアレイの成長率が急落する一方、今やオールフラッシュアレイ(以下、AFA)は外部ストレージ分野でトップクラスの成長率を記録している。IDCの調査レポート「Worldwide All-Flash Array Market Shares, 3Q16: Top 5 Market Share Holders Consolidate Gains」によると、AFAの2020年までの年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は26.2%に達すると予測される。
現在でも、プライマリーストレージ支出の70%超をAFAが占め、まだ本番環境でAFAを使っていないものの、来年中に評価や導入を計画している企業は76%に及ぶ。AFAは複数のプライマリーワークロードが混在する環境でも普及が進んでいる。また、AFAの導入環境のうち、5~9のワークロードのホスティングを行っているのは47%、10以上は36%。今後12ヵ月以内に多くの企業がフラッシュストレージの大規模導入によるメリットを求め旧式ストレージ機器の処分とAFAへのワークロードの移行を進めることで、この割合は急速に上昇すると考えられる。
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現在のオールフラッシュ市場において求められる次世代AFA
しかし、オールフラッシュ市場は曲がり角を迎えている。ワークロード密度の向上に伴い、AFAに対して、高密度インフラであると同時に、高性能、大容量のシステムへの対応が根本的に求められている。インフラ密度を新たな水準に高めるためには、エンタープライズ用ストレージアーキテクチャの変革が必要なのだ。
この課題を解決するのが、クラウド時代のフラッシュアレイとも呼ばれるべき次世代のAFAだ。次世代AFAは、フラッシュに適合させるのではなく、フラッシュを前提としたアーキテクチャであるため、デザインの中心にはSCSIではなく、NVMe(Non-Volatile Memory express)を採用している。
本ホワイトペーパーでは、AFAがエンタープライズ汎用ストレージプラットフォームの主流の地位を獲得するための、高速性やソフトウェアのライセンスコスト、拡張性についての課題を詳しく紹介するとともに、これらの課題を解決する方法についても具体的に解説している。興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
ホワイトペーパーのご紹介
「次世代アーキテクチャへ進化するプライマリーフラッシュ市場」
本調査レポートでは、フラッシュ主体の次世代型エンタープライズ向けストレージアーキテクチャ像に注目しつつ、進化を続けるプライマリーフラッシュアレイ市場を分析。同時に、この市場でピュア・ストレージと同社NVMeフル対応のエンタープライズ向けAFA「FlashArray//X」が果たす役割についても考察する。
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