顧客による情報収集手段の中心がインターネットになった昨今では、Webサイトの運営が企業のビジネスを大きく左右する。一般的に、サイトのデザインが良ければ企業・製品の印象は良くなるが、スムーズに表示されずに遅延すれば逆効果にもなるといわれている。こうした二律背反の課題を解決するにはどうすべきなのだろうか。本稿ではその方法のひとつとして、ライムライト・ネットワークス・ジャパン(以下、ライムライト)が提供するCDN(Content Delivery Network)サービスを紹介する。

Webサイトの”4秒ルール”が時代遅れに

いまや数多くの企業がホームページで自社の情報を提供している。動画などのリッチコンテンツを用意する企業も少なくない。しかしユーザーは重いWebサイトの読み込みを好まず、待たされると大きなストレスを感じてしまう。かつて4秒を超えてもコンテンツが表示されないと離脱率が高まることを「4秒ルール」と呼んでいたが、最近では平均3.5秒以内に表示されないと遅いと感じるという。

90%以上のキャッシュヒット率でコンテンツ表示スピードの向上を

コンテンツの表示スピードが遅いことでユーザーが離脱してしまうのを防ぐ方法として、企業に注目されているのがCDNの活用である。CDNサービスでは、配信元のサイト(オリジン)のコンテンツを「エッジ」と呼ばれるキャッシュサーバーに蓄積することで、ユーザーに近い場所にあるエッジからのコンテンツ配信を可能にする。これによりWebサイトの読み込み時間は短縮され、ユーザー体験が向上するのだ。

CDNサービスにより得られるメリットは幅広い。例えば、オリジンへのアクセスが減ることで、配信元はサーバーの台数削減、回線の帯域削減が実現可能。キャンペーン実施などにともなう、突発的なアクセス増にも対応できる。特にライムライトが提供するCDNサービスは、大元のサーバーではなく、キャッシュサーバーからデータを読み込むキャッシュヒット率が高いのも大きな特徴だ。平均すると90%を切ることがなく、競合サービスの平均70%程度を大きく上回っている。

加えて、ライムライトのCDNは同一のエッジでHTTPとHTTPSの双方に対応でき、今後WebサイトのHTTPS化を行う際に追加コストがかからないのも強みだ。こうした特長により、ECサイトを運営する企業はもちろん、ゲームや電子書籍、マニュアル、動画、音楽の配信を行う企業で導入され、現在、ワールドワイドで1,000社以上に活用されているという。

グローバルでサービスを展開しており、世界中にエッジのネットワークを所有している同社。そのキャパシティは11Tbps以上で、今後も増設が行われる見込みだ。今後は、Webサイトのパフォーマンスがますますシビアに評価される時代になる。コンテンツ配信の高速化、安定化を検討する担当者の方は、ぜひ、本稿からダウンロードできる資料にお目通しいただきたい。

[PR]提供:ライムライト・ネットワークス・ジャパン