2011年の東日本大震災から6年が経ったが、いまだにBCP策定や災害対策が後回しになっている企業は少なくない。当然、日頃から災害に備えてバックアップをとっておくことが重要だ。しかし、そのバックアップデータを元データと同じ社内に保管していても、災害時に一緒に被害にあう可能性が高い。そこで重要になるのが、被害に遭うリスクを減らすため、安全な場所にデータを保存できるデータセンターの利用だ。では、データセンターを選ぶにあたって注意すべきポイントは何だろうか。
優れたデータセンターの条件とは?
社外にあるデータセンターを利用する際、求められる要件のひとつに、①ファシリティレベルの高さが挙げられる。日本にあるデータセンターのファシリティレベルは、JDCC(日本データセンター協会)がTier1~4までの4段階で定めている。つまりTier4が最高レベルなのだが、各レベルで定められた条件は複数あり、同じTierレベルであっても”松竹梅”の評価差があるという。企業としては、できるだけ高いレベルのデータセンターを利用したいところだが、コストとの見合いもあるので選択には慎重さを要する。
ただ、いくらファシリティレベルが高くても、②安全な場所に立地していなくては意味がない。災害の多い日本では、地震や台風の被害を比較的受けにくい場所であることがデータセンターの立地条件として求められる。さらに原子力発電所などから一定の距離があること、東京や大阪などビジネス拠点ともあまり離れていないことも条件のひとつとなるだろう。
また有事の際には、③データセンター内に専門のエンジニアが多数常駐していることも重要になる。セキュリティ対応を含め、いざというときに迅速で着実な対応が求められるからだ。加えて、データセンターの近くに社屋が設けられ、普段からやり取りしている営業やエンジニアがいれば、さらなる安心感につながるはずだ。
国内トップクラスの安全性を誇る「岡山県」
上記で紹介したポイントのひとつである“安全な立地”という側面でいま注目されているのが、“晴れの国” と呼ばれる岡山県だ。岡山県は、東京、大阪、福岡といった大都市圏からアクセスしやすく、鉄道、道路、空路ともに交通基盤が充実している。また岡山県南部には活断層が見つかっておらず、県内には活火山もない。つまり、地震や台風等の災害リスクが少ないのが特長だ。
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本稿で紹介するPDFでは、上記のほかに岡山県がデータセンターに適している理由を詳しく解説。加えて、ファシリティ、立地条件、サービスレベルの3点の観点から、ユーザーが納得できるデータセンターを紹介している。これからデータセンターを活用したいと考えている人や、現在のデータセンターの立地や設備について不安を抱えている人には、ぜひPDFをチェックしてみてほしい。
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