かつて基幹システムは、企業における最重要データを扱うため、オンプレミス環境で目の届く範囲に置きたいという考えが一般的だった。しかし、それが一変したのが2011年に発生した東日本大震災である。当時、自社内に設置したサーバなどが停止し、復旧にも時間がかかり、業務が継続できず大きな損失を出す企業が続出。そのためBCPの観点からも、データをインターネットを通じて強固なデータセンターに保管する、クラウド環境が注目されることとなった。
クラウドはセキュリティが不安という誤解
一方で、外部にデータを預けるクラウドに対しては、いまだにセキュリティ面の不安を訴える人も多い。しかし実際は、オンプレミス環境のほうがセキュリティ的に安全とは決していえない。オンプレミス環境で十分なセキュリティ対策を実施するには、対策用の機器やサービスに加え、万一の災害や事故のための物理的に強固なサーバ室と遠隔地へのバックアップなどの導入が必須だ。現実問題として、これらを準備できるのは、ほんの一握りの企業だけだろう。
クラウド環境の場合、データセンターは物理的にも、そしてソフトウェアの面でも極めて高いセキュリティ強度を誇る。つまり、ほとんどの一般企業においては、オンプレミス環境よりもクラウド環境のほうが安全といえるのである。
「奉行シリーズ」導入に適した
NECネクサソリューションズの強みとは
クラウド対応「奉行シリーズ」を2008年から延べ490社に提供しているのがNECネクサソリューションズ。奉行シリーズのクラウドモデルの実績では、業界内でも1位、2位を争う。同社が選ばれる理由とはなんなのか。その選定ポイントを紹介しよう。
新たにサービスを導入する際、もっとも気になるポイントは料金だろう。一般的にクラウドの利用料金は、月額定額制か従量課金制の2種類。同社では基本的には初期費用0円の月額定額制を採用。この中にはサーバの運用費や障害対応などの保守運用費も含まれる。また、通常パッケージタイプの場合は5あるいは10ユーザー単位の追加となり、8ユーザー分が必要でも10ユーザー分を購入しなければならない。しかし、同社では追加ライセンスは1ユーザー単位。ライセンスを無駄にしないためにも、特に小規模の事業所などの場合は、月額定額制にしたほうがお得なのだ。
さらに同社のサービスの強みは、そのセキュリティにもある。すべてのデータセンターが、国内の堅牢な設備に設置されいるのはもちろん、ネットワークまでも暗号化されているのが特長。実際、データセンター内の暗号化は実施されていても、社内ネットワークからデータセンターに接続するまでのネットワークが暗号化されていないサービスは多いのだ。
本稿で提供するPDFでは、クラウド対応「奉行シリーズ」導入の際にどんなサービスを選ぶべきか、そのポイントがより詳細に紹介されている。基幹システムのクラウドへの移行を考えてはいるが、サービス選定で悩んでいるという企業の担当の方は、ぜひダウンロードして内容を確認していただきたい。
(マイナビニュース広告企画:提供 NECネクサソリューションズ)
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