2000年代に入ってから多発する「食品安全」の不祥事。これによって生じた食に対する不信感が、消費者の「食の安心・安全」に対する意識を高めている。ただ、下記のグラフを見ていただくと分かる通り、食品に関する事件や不祥事の報道件数は2008年をピークに大きく減少し続けている。

2007年以降に起こった食品安全に関する不祥事の報道件数は年々下がっている

ではなぜ、消費者の食に対する意識は高まり続けているのか? その原因の1つとして、近年急速に普及しているSNSが挙げられる。手軽なTwitterやFacebookなどのSNSを通じて、マスコミに報道されていない些細なものや噂レベルのものでも、一般消費者へ拡散されてしまっているのだ。そのせいで消費者は必要以上に食に対して不安を抱えてしまい、結果、食の事件や不祥事は大きく減っているにも関わらず、お客様相談センターへの問い合わせ件数は増加している。さらに、消費者が食に対して抱えている不安の中で、放射能や残留農薬について不安を感じている人が多いそうだ。しかしその一方で、それについての具体的な知識や情報を持っている人は少なく、多くの人は「漠然とした不安」を抱えているだけだという。

このような「漠然とした不安」を抱えた消費者を安心させるために、食品メーカーが打ち出すべき安全戦略とはどのようなものなのか? 詳しい内容をまとめた資料を無償にて提供している。興味がある方はぜひ一読してみてはいかがだろうか。

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